2022-01-01から1年間の記事一覧

堕落の権化

休みが多いと堕落する。堕落に慣れるから、底無し沼的に深いところまで落ちていく。堕ちていく。 月曜日と火曜日に授業を入れなかったものだから、ぼくはものの見事に暇を持て余してしまったわけで、ギターと本と映画、あとはゲームに頼る日々。いや、ほとん…

明日のぼくへ

明日には大人になる君へ amazarashi ロック ¥255 provided courtesy of iTunes 明日には二十歳になるぼく。何もなしえなかった十代を弔う気持ちは、実は多少持ち合わせていたり。というよりも寧ろ、何もなしえなかったからこそ弔うのかもしれない。 二十年な…

一考察

理不尽とか不幸とかに耐えるには、質の良い創作物が一番。 人間は本質的には孤独であって、結局は友人も恋人も素晴らしいものだとは思うけど、縋るものの一つでしかないわけで。それが悪いとは言わないけど、核心に迫れば、何を言っても独りのままだと思う。…

無知=馬鹿になる時

広告デザインの授業で、他の人のラフ画を見る機会があった。 うちの大学は語学から音楽まで幅広くやっている。中でも韓国語や韓国文化の専攻は今のご時世では人気のようで、この授業においても韓国関連を推して広告を描く生徒が多かった。 ぼくは絵を描くの…

面倒な親父みたい:少年漫画を読まないわけ

完全に読まないって程ではないけれど、好んで読むこともない。ワンピースは一巻で止めたし。 銀魂は単純なギャグとしては好きだったけれど、ある日途中で読むのを止めた。理由は今もよくわからないが、その辺りから少年漫画かなり受け付けなくなった気がする…

ピント合わせて:おすすめ

去年辺りから大学内のマイクロライブラリーなるものを運営するグループに所属していて、そこでは自身のおすすめ本のブースなんかも作ることができる。ぼくは無論SFやリアル系のものばかり置く予定なのだが、今日は少しばかりフライングして、ここでおすすめ…

誰の顔もしていない

戦争は女の顔をしていないを再読中。今にこそ読むべきだと思ったので、のんびりと電車に揺られながら、鉛玉の飛び交う現実を傍らにページをめくる日々。 人には人の人生があるという事実が、今の情勢ではあまりにも憎たらしい。いくら戦争が嫌いと言っても、…

昔々

今年で20歳らしい。 20年。もう少し細かく言うと、まだ19年と少し。ぼくはその間、何をしていただろう。ちっとも成長していない気がするし、なんならプライドとか自尊心とかが削がれて、現実主義者寄りのつまらない人間になってしまった。 J-POPを好んでいた…

活字至上主義

「大人が本を読めと言う理由がわからない」とレポートに書いたら、「そんなことを言うと反感を買いますし、教養がないと思われますよ」と添削されたことを思い出した。 色々考えたけれど、やっぱり未だにわからない。読みたい奴は読めば良いし、読みたくない…

妄想で怖くなった話

時間を持て余すというのは、長期休みの学生の常套句なんだろう。何人もの友人から同じ言葉を聞いたし、ぼくだって会話の最中、譫言のように呟いていることがある。 時間を無駄にするのが悪いとは言わない。ただ折角怠惰に暮らすなら、興味に従順でいたい。そ…

仔牛肉の煮込み:ぼくらの解釈

伊藤計劃氏が原作の映像作品は、屍者の帝国以外の二作品は鑑賞している。何故それだけ手を付けないのか。理由は後程に回すとし、それを間違いだとつい先程悟った。 唐突ではあるが、ブランケットと言うフランス料理をご存知だろうか。Googleで検索をかけてみ…

断絶、あるいは収束

随分と前に「終わってたまるか」という言葉を、まるで呪詛のように頭の中で唱え、反芻させていたことを思い出した。その時はもうそんな言葉に意味も言霊も無く、ぼくは既に終わっていたと思う。寧ろ、その時にはもう、実は自身が腐りゆく自覚があった。 今、…

些細な

この間、誘いがあったので居酒屋で夕食をとった。 出先で意図せず終電を逃したのは何度目だろうか。多分、二回目。 一度目は先輩の知り合いに、二度目は高校から付き合いのある自分の友人に、車で最寄りまで送ってもらった。ひたすらに感謝しか無い。 しかし…

億劫

語彙が死滅の一途を辿っている。比例して、文章の構成が面倒になってきた。 理由と言えば、日々に全く刺激というものが欠けてしまっているのだ。映画、漫画、小説、音楽、ゲーム。これらは既にぼくの人生を構成するために必須のリソースだから、刺激がないか…

戦争が目の前にある

戦争なんて大嫌いだ。 ウクライナにロシアが侵攻を始めた今、他人行儀は決め込まないままウクライナの民間人のために寄付をしたり、こうしてブログを書いている。 ぼくはサバゲーだとかガンダムだとかが好きだから、その流れで兵器なんかも普通の人よりは知…

何かしないと:趣味か黒歴史か

春休み、まんぼうのおかげで何もできない。音楽ができない。ので、別の何かをしてます。 少し前に小説を書く授業が面白そうだと言ったような気がするが、あれとは全く関係のないものを書き始めた。 今日に書き始めて千文字程度で話も全く見えないが、暇を極…

腐ってる方がマシだったわ

切りたくても切れない縁に、ぼくは環境が変わる度に悩まされる。 小、中は勿論、高校と来て、そろそろ他人を疑うことを覚えれば良いのに、どうしてもそこにいる人を信じたがる。毎度、それで痛い目を見るのに、今度こそは、と。 全部が怪しく見えるようにな…

知らぬ間の落差

Netflixで「ポーラー 狙われた暗殺者」を鑑賞。言わずもがなマッツ目当て。 作品として特段目新しい面白さは無かったのだけれど、テンポやコメディ要素の入れ方が個人的にはちょうど良く、それらがグロ、ゴア表現やハードボイルドな雰囲気とのバランスもかな…

ブルドーザーが通った気分

「バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」を鑑賞。 感想を書いたのに、下書き保存した瞬間に消えたので、怒りを抱えながらもう一度綴る。ネタバレ注意。だが正直、この作品の感想を2度書くのは苦痛だ。良い点はあったにはあったけど、はっきり言…

どうせ消えない

夢の中で、去年の1月に亡くなった祖父が現れた。 亡くなったのが23日。コロナの所為で、最期は看取れなかった。救急車で運ばれたと聞いた時、母親は奇妙なほどに「大丈夫」と繰り返していた。叔母が119番に電話した後、祖父はバターロールと牛乳を胃袋に押し…

嫌悪

別に、ぼくはグロい映画とか小説、アニメが好きなのではない。好むテーマを抽出した結果、ほとんどに凄惨な描写が付き纏うのであって、飛び散る血肉や内臓に興奮を覚えているわけではない。 グロいものが苦手なのは一向に構わないと思う。大体、あの手の描写…

吉日のうちに

ぼくが偏屈的な小説好きなのは、多分友人は皆んな知っていると思う。だから秋学期は小説を書く授業があったので取ろうと思ったのだけれど、抽選で外れた。無念。 しかし、なんとも楽しそうだ。エッセイに始まり、この間の課題は「自分が起きたら○○になってい…

物騒な正月

久々の更新。 PlayStation Plusで通称キムタクが如くなんて言われるジャッジアイズがフリープレイで出ていたのだけれど、面白すぎて更新なんて放り出していた。龍が如くシリーズと違って、フィクション極道くさい勢いが抑えられていて、なかなかハードボイル…

新年

あけましておめでとうございます。 12月はとにかく、ライブが楽しかった。来年も何としてでも出場したいもの。 今年はまあ、音楽をいっぱい学ぶなりやるなりと、2回生に上がること、もう少し体力をつけることを目標に。リングフィットを頑張ろう。 1月は早速…