喜ぶオタク

クリスマスは軽音部の先輩と同期、そしてぼくの三人で過ごした。やったことと言えば、閉店前のガンダムカフェに滑り込んだことと、太陽の塔の中身を覗いたこと。

メニューがリニューアル(というか減った)からは一度も行けていなかったのだけれど、久々に行ってもやはり楽しいもの。機動戦士ガンダム00の第三話で刹那がロックオンから奢られたミルクを飲みながら、宇宙世紀ハンバーガーショップ、マクダニエルのハンバーガーを頬張る。再現食は、やっぱりオタクが一番喜ぶ要素の一つ。東京の方ならもっとメニューが多いから行きたいのだけど、閉店には間に合わなさそう。断念。

太陽の塔は、ぼくの語彙では全部を表現なんて出来やしないので、各々気になる人には行ってもらおう。とにかく生命の神秘をダイレクトに感じられたし、その伝達の手法にも目を見張るものが。しかしネタバレになるので何も言えない。とにかく、明確にされたテーマを念頭において見る作品というのは、自分でそれを探し出すのも良いけど、メッセージを手っ取り早く的確に得るのには、このやり方が良い。

クリスマスなんて名ばかりの、単なるやりたいことをやる時間だったけれど、それなりの充実感は今も残っている。

ただ、食べ歩きができなかったのが心残り。ダイエットよ、終われ。